妥当性検査とは?だとうせいけんさ
妥当性検査とは、入力データが決められた形式・範囲・論理に収まっているかを、処理へ渡す前に確かめる仕組み。書式検査、限界検査、照合検査、組合せ検査などの種類があり、IT業務処理統制のうち入力統制の中心に位置づけられる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
誤った値がいったん処理を通ってしまうと、後段の集計や連携先まで影響が広がり、追跡と訂正の工数が跳ね上がる。入口で弾いてしまえば、影響は入力した本人のところで止まる。統制として評価されるのは仕組みが設計されていることではなく稼働中も実際に効いていることなので、証跡をどう残すかが問われる。
具体例
数量に負の値、日付に存在しない日、コードにマスタ未登録の値を投入し、いずれも弾かれることをテストデータで実際に確かめて、その結果を記録に残す。設計書に「チェックしている」と書いてあるだけでは、稼働中に効いている証拠にはならない。
試験での引っ掛け
有効性の確認は、異常データを実際に投入して排除されるのを見るのが直接的で、設計書の記載やプログラムの読み合わせは間接的な証拠にとどまる。また入口の検査が防ぐのは入力の誤りであり、処理の途中で壊れたデータや権限外の更新までは捕まえられない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問14(IPA)解説で登場
入出金管理システムから出力された入金データファイルを、売掛金管理システムが読み込んでマスタファイルを更新する。入出金管理システムから売掛金管理システムに受け渡さ…
正解:入金額及び入金データ件数のコントロールトータルのチェック
要点:システム間の受渡し検証は、件数と金額のコントロールトータル照合
コントロールトータルは、送信側で件数や金額の合計をあらかじめ集計しておき、受信側で処理した結果と突き合わせる照合手法である。金額合計が一致すれば内容の正確性が、件数が一致すれば漏れや重複がないという網羅性が確認できるため、システム間のデータ受渡しの検証に適している。エディットバリデーションは入力時点の妥当性検査であり、受渡しの検証ではない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。