ITサービスマネージャ暗記無料で始める

内部統制とは?ないぶとうせい

内部統制とは、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、資産の保全という四つの目的を達成するために、組織内に構築され運用される仕組みである。日本の実施基準では、統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング、ITへの対応という六つの基本的要素から成るとされる。運用の現場では、変更やアクセス権付与の承認・記録・職務分離といったIT全般統制として具体化される。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITサービスマネージャ試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。

ITサービスマネージャ試験の頻出用語/午前II

この語が出る過去問を解く →

背景

財務報告の信頼性を後追いの監査だけで担保しようとすると、誤りや不正は決算の後にしか見つからない。日々の業務手順の中に承認・照合・記録・職務分離を組み込み、逸脱が起きにくく、起きても記録で追える形にしたのが内部統制である。IT依存が高まった結果、業務の統制はシステムの統制と切り離せなくなり、「ITへの対応」が基本的要素として加えられた。

具体例

金融商品取引法に基づく内部統制報告制度では、経営者が自社の内部統制の有効性を評価して報告し、監査人がそれを監査する。IT側では、本番環境への変更に申請者と承認者を分けた記録を残し、権限付与の申請と実施を別の担当が行う職務分離が典型的な統制活動になる。

試験での引っ掛け

整備・運用の責任は経営者にあり、監査人は有効性を評価する立場で、構築する立場ではない。取締役会は経営者を監督する立場である。また内部統制には固有の限界があり、判断の誤り、複数人の共謀、想定外の事象までは防げない点も問われる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では4回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 整備・運用の責任は経営者にあり、監査人は有効性を評価する立場で、構築する立場ではない。