リスクマトリックスとは?りすくまとりっくす
リスクマトリックスとは、結果(影響の大きさ)と起こりやすさ(発生可能性)の組合せでリスクを順位付けし、一覧として表示するための手段。JIS Q 0073(リスクマネジメント−用語)にこの定義が置かれている。二軸の表に配置し、どこから対応するかを関係者で合意するために使う。
最終更新:2026-10-06
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リスクは列挙するだけなら際限なく出るので、対応する順番を決めなければ資源が分散する。影響と発生可能性という二つの軸に落とせば、専門が違う関係者の間でも同じ土俵で優劣を議論できる。サービス継続や可用性のリスクアセスメントを定めた間隔で行うという規格の要求も、この種の整理を前提にしている。
具体例
縦軸に発生可能性、横軸に影響度を取った表へ、機器故障・回線障害・要員不在といったリスクを配置し、右上に集まったものから対策と残存リスクの受容を決めていく。
試験での引っ掛け
これは順位付けと表示の手段であって、リスクを金額へ換算するものではない——金額での評価はEMV(期待金額価値)などの定量分析の担当。定性評価の道具である点を押さえる。また区分の刻み方は組織が決めるものなので、マトリックス上の位置は絶対的な値ではなく合意した基準に依存する。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
JIS Q 0073:2010(リスクマネジメント−用語)におけるリスクマトリックスの定義はどれか。
正解:結果及び起こりやすさの範囲を明確化することによって、リスクの順位付けと表示を行う手段
要点:リスクマトリックスは結果と起こりやすさでリスクを順位付けする表
リスクマトリックスは、リスクの結果(影響の大きさ)と起こりやすさ(発生頻度)をそれぞれ段階に区切った表で、両者の組合せからリスクを順位付けし、一覧として表示する手段である。定義はあくまで「順位付けと表示を行う手段」であり、大きさそのものを表す用語(リスクレベル)とは区別する。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (2) リスク分析と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。