ガントチャートとは?がんとちゃーと
ガントチャートとは、日程計画を、作業名を並べた縦の列と時間目盛りの横軸で表し、各作業の着手から完了までを棒の長さで描いた図表。棒の下に実績を重ねれば、遅れが幅の差として見えるため、専門知識のない関係者にもそのまま説明できる。ヘンリー・ガントが考案した。
最終更新:2026-10-06
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工程が担当者の頭の中と口頭連絡にしか無かった時代は、遅れが表に出るのが最終期限の直前で、手当てが間に合わなかった。誰が見ても同じ理解になる形で日程を掲示する必要から、時間の経過を長さに置き換える表現が生まれた。情報セキュリティマネジメントでも、教育計画や是正処置の進み具合を経営層や監査人へ示す場面で使うため出題される。
具体例
Microsoft ProjectやBacklogのガントチャート画面では、ISMSの内部監査を「監査計画書の作成」「現場往査」「指摘事項の是正」と行に分け、担当者と期日を割り当てる。是正が期日を越えた行は色が変わるため、次回の会議で遅れている項目だけを取り上げられる。
試験での引っ掛け
棒の長さは期間を示すだけで、「この作業が終わらないと次に入れない」という依存関係や、全体の完了日を左右する経路までは表せない。そこを問う設問はアローダイアグラム(PERT図)が答えになる。棒の本数や面積が投入工数を表すわけでもない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問44(IPA)
工程管理図表に関する記述のうち,ガントチャートの特徴はどれか。
正解:作業開始と作業終了の予定と実績や,仕掛かり中の作業などが把握できる。
要点:ガントチャートは作業期間の予定と実績を横棒で示す図表
ガントチャートは、作業ごとに横棒で期間を表し、予定と実績を並べて描く工程管理図表である。どの作業がいつ始まりいつ終わる予定か、現在どこまで進んでいるかを一目で把握できる。
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問43(IPA)解説で登場
ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBS(Work Breakdown Structure)を使用する目的として,適切なものはどれか。
正解:作業を階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する。
要点:WBSは作業を階層分解し管理可能な単位に細分化する
WBSは、プロジェクトの成果物や作業を階層的に分解し、見積り・割当て・進捗管理ができる大きさのワークパッケージまで細分化する技法である。作業の抜け漏れを防ぎ、スコープを明確にする土台となる。順序関係やクリティカルパスを扱うのはアローダイアグラム、日程の可視化はガントチャート、費用と期間の最適化はクラッシングなどの日程短縮技法である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。