問題管理とは?
問題管理とは、障害の根本原因を突き止め、再発を防ぐことを目的とするサービス運用の管理プロセス。目の前の復旧を急ぐ活動とは目的が異なり、時間をかけてでも原因を除去する。恒久対策の立案と実施までを担当する。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
もんだいかんり
問題管理の意味
障害の根本原因を突き止め、再発を防ぐことを目的とするサービス運用の管理プロセス。目の前の復旧を急ぐ活動とは目的が異なり、時間をかけてでも原因を除去する。恒久対策の立案と実施までを担当する。
問題管理の具体例
月に数回、勤怠システムが朝の混雑時に止まる事象について、ログを分析して同時接続数の上限が原因と特定し、サーバ増強を提案する。再起動で毎回しのぐのをやめ、原因そのものを取り除く。
問題管理は試験でどう引っ掛けられる?
「まず復旧を優先する活動」と取り違えやすい。復旧を最優先するのは障害対応の側で、問題管理は原因究明と再発防止が目的。目的の違いで選択肢を切り分ける。
問題管理と関連する用語
問題管理が出た過去問
ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスの目的はどれか。
正解:インシデントの未知の根本原因を特定し、恒久的な解決策を提案したり、インシデントの発生を事前予防的に防止したりする。
要点:問題管理は根本原因を潰して再発を防ぐプロセス
問題管理は、インシデントの背後にある未知の根本原因を突き止め、恒久的な解決策を提示するとともに、将来のインシデント発生を事前に防ぐことを目的とする。目の前のサービス復旧を優先するインシデント管理とは役割が異なり、両者は補完関係にある。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問42(IPA)あるデータセンタでは、受発注管理システムの運用サービスを提供している。次の受発注管理システムの運用中の事象において、インシデントに該当するものはどれか。 〔受発…
正解:プログラムの異常終了
要点:インシデントはサービスの中断や品質低下を招く事象そのもの
インシデントとは、サービスの中断や品質低下を引き起こす、あるいはその恐れのある事象を指す。この事例では、注文書を出力するプログラムが異常終了してサービスが止まったことがインシデントにあたる。異常終了の原因であるプログラムの誤りは既知の誤りとして問題管理で扱う事柄であり、検知や緊急出社はインシデントへの対応行動である。
出典:令和1年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問41(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。