監査調書とは?
監査調書とは、監査の実施内容と入手した証拠、監査人の判断過程を記録した文書。監査意見の根拠となり、後から第三者が検証できるようにする役割をもつ。機密情報を含むため、保管と閲覧の管理を厳格に行う必要がある。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
かんさちょうしょ
監査調書の意味
監査の実施内容と入手した証拠、監査人の判断過程を記録した文書。監査意見の根拠となり、後から第三者が検証できるようにする役割をもつ。機密情報を含むため、保管と閲覧の管理を厳格に行う必要がある。
監査調書の具体例
監査担当者が「8月3日にサーバ室で入退室ログ100件を突合し、3件に記録漏れを確認した」と手順・日付・結果・判断根拠まで書き残す。翌年の監査担当者はこれを見て前回の指摘の経緯をたどれる。
監査調書は試験でどう引っ掛けられる?
報告書と混同しやすい。報告書は結論を経営へ伝える成果物、調書は結論に至る過程を残す内部文書。また指摘がなかった項目も、確認した事実として調書に残す必要がある。
監査調書と関連する用語
監査調書が出た過去問
監査調書の説明はどれか。
正解:監査人が行った監査手続の実施記録であり,監査意見の根拠となる。
要点:監査調書は監査手続の実施記録で監査意見の根拠となる
監査調書は、監査人が実施した監査手続とその結果、入手した証拠を記録した文書である。監査意見を裏付ける根拠となるため、一定期間の保存が求められ、通常は公表せず適切に管理する。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問40(IPA)正解:システム監査チームが被監査部門から入手したシステム運用記録
要点:監査証拠は結論の裏付けとなる客観的な事実の記録
監査証拠は、監査人の意見や結論の裏付けとなる客観的な事実の記録であり、被監査部門から入手した運用記録などがこれに当たる。一方、監査計画書や監査チーム内の議事録、報告書に記した指摘事項は、監査人自身が作成した文書であって証拠そのものではない(一部は監査調書に位置付けられる)。
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問39(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。