オープンリレー(第三者中継)とは?おーぷんりれー
オープンリレー(第三者中継)とは、外部から来たメールを、差出人も宛先も自組織に属さないまま外部へ送り出してしまうメールサーバ。認証なしで誰でも中継に使えるため迷惑メールの発射台にされ、その結果として自組織のIPアドレスがブロックリストへ載り、業務で出す正規のメールまで拒否されるようになる。
最終更新:2026-10-06
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初期のSMTPは、互いに中継し合って宛先へ届けることを前提に、送信者を確かめる仕組みを持たなかった。迷惑メールが商売として成立し始めると、この善意の前提がそのまま資源として狙われる。送信にSMTP認証を課し、利用者からの送信はサブミッションポート587番で受ける現在の形は、その帰結である。
具体例
正しい設定は、自ドメイン宛の受信は誰からでも受け、外部ドメイン宛の中継は認証済み利用者に限る、という組合せになる。確認は外部の回線から自サーバへ接続し、外部宛のRCPT TOが拒否されることを見る。あわせてSPFやDMARCを整えれば、自ドメインを騙る送信の影響も抑えられる。
試験での引っ掛け
許可する送信元をIPアドレスの範囲で書くと、来客用の無線LANやVPNの払い出し範囲まで巻き込む事故が起きやすい。またメールサーバ本体だけを見ても不足で、Webアプリの問合せフォームや複合機のスキャン送信が、認証なしの中継口として残っていることがある。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問16(IPA)解説で登場
SMTP-AUTHの特徴はどれか。
正解:メールクライアントからメールサーバへの電子メール送信時に、利用者IDとパスワードによる利用者認証を行う。
要点:SMTP-AUTHは送信時に利用者認証を行い不正送信を防ぐ
SMTP-AUTHは、メール送信の際にクライアントがサーバへ利用者IDとパスワードなどの資格情報を提示し、認証に成功した場合にだけ送信を受け付ける拡張である。本来のSMTPには送信者を確かめる仕組みがなく、第三者中継や成りすまし送信の温床となっていたが、これにより正規利用者だけが送信できる。サブミッションポート587番と組み合わせて使われることが多い。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問14(IPA)解説で登場
SMTP-AUTHの特徴はどれか。
正解:メールクライアントからメールサーバへの電子メール送信時に,利用者IDとパスワードなどによる利用者認証を行う。
要点:SMTP-AUTHは送信時に利用者認証を行い不正送信を防ぐ
SMTP-AUTHは、メール送信の際にクライアントがサーバへ資格情報を提示し、認証に成功した場合にだけ送信を受け付けるSMTPの拡張である。本来のSMTPには送信者を確かめる仕組みがなく第三者中継や成りすましの温床となっていたが、これにより正規の利用者だけが送信できる。サブミッションポート587番との組合せで運用されることが多い。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (7) 攻撃手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。