ソーシャルメディアガイドラインとは?そーしゃるめでぃあがいどらいん
ソーシャルメディアガイドラインとは、従業員がSNSやブログを使うときの心得と禁止事項を企業が明文化した規程で、公式アカウントの運用だけでなく私的利用も対象に含めるのが通例。ISMSでは情報セキュリティ諸規程の1つに位置づけられる。所属が分かる状態での発言が企業の見解と受け取られること、業務で知り得た情報が漏れること、投稿から組織構成や取引先が読み取られて標的型攻撃の下調べに使われることを防ぐ。
最終更新:2026-10-06
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投稿は事実上取り消せず、拡散は制御できない。加えて攻撃者は標的型メールを送る前に、社員のSNSから部署名・上司の名前・使っているシステムを集めて文面を作る(OSINT)。「業務外の私的な投稿だから会社は関知しない」では、この下調べの材料を無防備に出し続けることになる。だから私的利用まで対象に含め、機密・個人情報の投稿禁止、所属を明かす際の免責表示、炎上時の連絡経路を定める。
具体例
IBMは2005年に社員向けのソーシャルコンピューティングガイドラインを公開し、社員が個人として発信することを認めつつ、機密情報の投稿禁止と「発言は個人の見解」の明示を求めた。国内企業では、勤務中の撮影禁止、社内システムの画面や取引先名が分かる投稿の禁止、不審なダイレクトメッセージを受けたときの報告先を定めるのが典型。
試験での引っ掛け
「私的利用まで対象にするのは行き過ぎ」ではなく、私的な投稿こそ企業の信用と攻撃の下調べに影響するから対象にする、というのが出題の主旨。アカウントの取得・解約手続の効率化や、操作方法の習得、通信料の負担といった目的を選ばせる選択肢は、いずれもガイドラインを作る理由にならない。「発言は個人の見解」と書けば機密の投稿が許されるわけでもない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (4) 情報セキュリティ諸規程(情報セキュリティポリシーを含む組織内規程)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。