ディレクトリサービスとは?でぃれくとりさーびす
ディレクトリサービスとは、利用者・機器・組織といった資源の情報を木構造で一元管理し、検索や参照に最適化して提供する仕組み。更新より参照が圧倒的に多い用途を前提に作られ、複数のシステムが認証やアクセス制御の情報源として共通に参照する。標準の参照手順としてLDAPが使われる。
最終更新:2026-10-06
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システムごとに利用者情報を持たせると、入社・異動・退職のたびに全システムを個別に触ることになり、どこかで消し忘れが残る。残った権限は誰も気づかないまま使える状態で放置される。情報の正本を1か所に置き、各システムはそこを見に行く形へ変えることで、1件の操作が全システムへ同時に効くようにしたのがこの仕組みである。
具体例
ネットワーク機器の管理者ログインをRADIUS経由でディレクトリに寄せると、担当者が異動したときディレクトリ側を1件直すだけで全機器の権限が変わる。機器ごとにローカルアカウントを置いていると、退職者のアカウントが台数ぶん残り続ける。
試験での引っ掛け
リレーショナルデータベースの代わりではなく、トランザクション処理や頻繁な更新には向かない。参照性能と分散配置のしやすさに振った設計であり、複製に時間差があるため、更新した直後の参照が古い値を返すことがある点も運用で効く。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)解説で登場
LDAPの説明として、適切なものはどれか。
正解:ディレクトリツリーへのアクセス手順や、データ交換フォーマットが規定されている。
要点:LDAPはX.500を簡略化したディレクトリアクセス手順
LDAPは、X.500のディレクトリサービスをTCP/IP上で軽量に利用できるようにしたプロトコルである。ディレクトリの木構造をたどって検索・追加・更新・削除を行う手順が規定されており、エントリを受け渡すためのテキスト形式としてLDIFが定められている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。