FTP(アクティブモード/パッシブモード)とは?
FTP(アクティブモード/パッシブモード)とは、制御用とデータ転送用の2本のコネクションを使うファイル転送プロトコル。制御は21番ポート。アクティブモードではサーバの20番からクライアントへデータコネクションを張るが、パッシブモードではクライアントがPASVコマンドでサーバ側のポート番号を教えてもらい、クライアントから接続する。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2025年度)。
えふてぃーぴー
FTP(アクティブモード/パッシブモード)の意味
制御用とデータ転送用の2本のコネクションを使うファイル転送プロトコル。制御は21番ポート。アクティブモードではサーバの20番からクライアントへデータコネクションを張るが、パッシブモードではクライアントがPASVコマンドでサーバ側のポート番号を教えてもらい、クライアントから接続する。
FTP(アクティブモード/パッシブモード)の具体例
FTP(アクティブモード/パッシブモード)は試験でどう引っ掛けられる?
パッシブモードでは制御もデータもクライアント発の接続になる。方向を逆にした選択肢が定番。平文で認証情報が流れるため、FTPSやSFTPが推奨される。
FTP(アクティブモード/パッシブモード)と関連する用語
FTP(アクティブモード/パッシブモード)が出た過去問
FTPによるファイル転送には、制御用とデータ転送用の二つのコネクションが用いられる。これらのコネクションに関する記述のうち、適切なものはどれか。ここで、FTPは…
正解:どちらのコネクションの確立もクライアントからサーバに対して行う。
要点:パッシブモードFTPは制御もデータもクライアント発
パッシブモードのFTPでは、制御用コネクションはクライアントからサーバの21番へ確立する。続いてクライアントがPASVコマンドを送ると、サーバは待ち受けるポート番号を通知し、データ転送用コネクションもクライアントからサーバへ確立する。どちらもクライアント発信となるため、クライアント側のファイアウォールを通しやすい。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)Webブラウザで URL に https://ftp.example.jp/index.cgi?port=123 と指定したときに、Webブラウザが接続しにいく…
正解:443
要点:接続ポートはURLのスキームで決まる(https=443)
接続先のポート番号はURLのスキームで決まり、httpsであれば既定値の443番となる。ホスト名がftpで始まっていてもFTPを使うわけではなく、単なるホスト名にすぎない。またクエリ文字列のport=123はサーバ上のプログラムへ渡す引数であり、接続先ポートとは関係がない。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)FTPを使ったファイル転送でクライアントが使用するコマンドのうち、データ転送用コネクションをクライアント側から接続するために、サーバ側のデータ転送ポートを要求す…
正解:PASV
要点:PASVはサーバ側のデータ用ポートを要求するコマンド
パッシブモードで動作させるとき、クライアントはPASVコマンドを送る。サーバはこれに対してデータ転送用に待ち受けるIPアドレスとポート番号を応答し、クライアントはそこへ接続する。データ用コネクションもクライアント発信になるため、クライアント側のファイアウォールを通しやすい。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13(IPA)FTPを使ったファイル転送でクライアントが使用するコマンドのうち、データ転送用コネクションをクライアント側から接続するために、サーバ側のデータ転送ポートを要求す…
正解:PASV
要点:PASVはクライアントから接続するパッシブモード用のコマンド
FTPでデータ転送用コネクションをクライアント側から張るのがパッシブモードで、そのためにクライアントはPASVコマンドを送る。サーバはこれに応じて待ち受けるIPアドレスとポート番号を返し、クライアントがそこへ接続する。ファイアウォールやNATの内側にあるクライアントでも通信しやすいのがパッシブモードの利点である。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。