LDAPとは?えるだっぷ
LDAPとは、利用者・機器・組織といった情報を階層構造(ディレクトリ)で保持するサーバに対し、検索・参照・更新を行うためのプロトコル。X.500のDAPを簡略化してTCP/IP上で直接使えるようにしたもので、TCP 389番(TLSで保護するLDAPSは636番)を使う。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
社員情報が人事システム・メール・業務システムとばらばらに存在すると、異動や退職のたびに全部を直すことになり、消し忘れたアカウントがそのまま残る。参照される情報は書き換えより読み出しが圧倒的に多いという性質に合わせ、更新性能よりも階層をたどる検索の速さに寄せた専用のデータベースとして設計された。認証情報の集約はその代表的な使い道である。
具体例
社員のアカウント情報をLDAPサーバへ集約し、各システムは自前でパスワードを持たずにそこへ認証を委ねる。OpenLDAPやMicrosoftのActive Directoryが代表的な実装。
試験での引っ掛け
RADIUSと役割が違う。LDAPは利用者や機器の情報を階層構造で検索・参照する仕組み、RADIUSはネットワーク接続の認証・認可・アカウンティングを担う仕組みで、どちらも認証に関わるからと同一視しない。ポートもLDAPはTCP 389/636、RADIUSはUDP 1812/1813で、入れ替えた選択肢が出る。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
LDAPの説明として、適切なものはどれか。
正解:ディレクトリツリーへのアクセス手順や、データ交換フォーマットが規定されている。
要点:LDAPはX.500を簡略化したディレクトリアクセス手順
LDAPは、X.500のディレクトリサービスをTCP/IP上で軽量に利用できるようにしたプロトコルである。ディレクトリの木構造をたどって検索・追加・更新・削除を行う手順が規定されており、エントリを受け渡すためのテキスト形式としてLDIFが定められている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。