ネットワークスペシャリスト暗記無料で始める

TCPとは?てぃーしーぴー

TCPとは、コネクション型で信頼性のある転送を提供するトランスポート層プロトコル。3ウェイハンドシェイクでコネクションを確立し、シーケンス番号と確認応答(ACK)で消失を検出して再送し、ウィンドウ制御で受信側の処理能力に合わせ、輻輳制御で網の混雑に合わせて送信量を絞る。ヘッダはオプションを除き20オクテット。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ネットワークスペシャリスト試験の過去問では15回出題され、ほかに6問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

ネットワークスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:Transmission Control Protocol

この語が出る過去問を解く →

背景

IPはベストエフォートで、パケットの消失・重複・順序の入れ替えを許す設計になっている。その後始末をアプリケーションごとに実装すれば同じ仕組みが何本も重複し、品質もばらつく。TCPは再送と順序整列という共通処理をトランスポート層に集約し、上位からは「途切れないバイトの列」に見えるようにした。設計の場面では、遅延の大きい回線でTCPが速度を出せない理由を説明できるかが問われる。

具体例

TCPの仕様はIETFが RFC 793 として定め、現在は RFC 9293 に統合されている。帯域100Mビット/秒・往復遅延100ミリ秒の拠点間回線では、帯域遅延積が約1.25Mバイトになるため、既定の64Kバイトのウィンドウでは速度が頭打ちになり、ウィンドウスケールオプションの拡大が要る。

試験での引っ掛け

TCPとUDPの両方にあるのは送信元・宛先ポート番号とチェックサムだけで、シーケンス番号・確認応答番号・ウィンドウサイズはTCPにしかない。フロー制御と輻輳制御の混同も定番で、ウィンドウ通知で相手の受信能力に合わせるのがフロー制御、網の詰まりを推定して送信量を落とすのが輻輳制御である。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では15回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • TCPとUDPの両方にあるのは送信元・宛先ポート番号とチェックサムだけで、シーケンス番号・確認応答番号・ウィンドウサイズはTCPにしかない。