スライディングウィンドウとは?
スライディングウィンドウとは、確認応答を待たずに連続して送信できるデータ量(ウィンドウサイズ)を定め、確認応答を受け取った分だけウィンドウを前へずらしていく制御。受信側の処理能力に合わせたフロー制御として働く。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
すらいでぃんぐうぃんどう
スライディングウィンドウの意味
確認応答を待たずに連続して送信できるデータ量(ウィンドウサイズ)を定め、確認応答を受け取った分だけウィンドウを前へずらしていく制御。受信側の処理能力に合わせたフロー制御として働く。
スライディングウィンドウの具体例
ウィンドウサイズが8,000オクテットなら、MSS1,460のセグメントを5個程度まで応答待ちなしで連続送信できる。
スライディングウィンドウは試験でどう引っ掛けられる?
ウィンドウサイズは受信側が広告する受信可能量(rwnd)で、輻輳ウィンドウ(cwnd)とは別。実際の送信量は両者の小さいほうで決まる。帯域遅延積が大きい経路ではウィンドウスケールオプションが必要。
スライディングウィンドウと関連する用語
スライディングウィンドウが出た過去問
ネットワークの制御に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ウィンドウによるフロー制御では、応答確認があったブロック数だけウィンドウをずらすことによって、複数のデータをまとめて送ることができる。
要点:スライディングウィンドウは応答分だけ窓をずらす
ウィンドウ制御では、受信側から通知されたウィンドウの範囲内であれば、確認応答を待たずに複数のブロックを続けて送信できる。確認応答が届いた分だけウィンドウの左端をずらして送信可能範囲を進めていくため、スライディングウィンドウと呼ばれる。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)ネットワークの制御に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ウィンドウによるフロー制御では、応答確認があったブロック数だけウィンドウをずらすことによって、複数のデータをまとめて送ることができる。
要点:スライディングウィンドウは応答分だけ窓をずらす
ウィンドウ制御では、受信側から通知されたウィンドウの範囲内であれば、確認応答を待たずに複数のブロックを続けて送信できる。確認応答が届いた分だけウィンドウの左端をずらして送信可能範囲を進めていくため、スライディングウィンドウと呼ばれる。往復遅延の影響を抑えてスループットを高められる。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。