ネットワークスペシャリスト暗記無料で始める

MTUとは?えむてぃーゆー

MTUとは、あるデータリンクで一度に転送できるIPパケットの最大長。イーサネットでは既定1500オクテットで、MACヘッダ14オクテットとFCS4オクテットは含まない。経路上で最も小さいMTUが実質の上限になり、それを超えるパケットは分割されるか、破棄されて送信元へ通知が返る。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ネットワークスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2023年度)。

ネットワークスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:Maximum Transmission Unit、最大転送単位、MTUとフラグメンテーション

この語が出る過去問を解く →

背景

媒体ごとに一度に運べる長さの限界が違うのに、IPは異なる媒体をまたいで転送する。どこかでサイズの折り合いを付けなければならないが、分割は再構成の負荷が大きく、断片が1つ失われただけで元のパケット全体を再送する羽目になる。そのため実務では、経路上の最小値を先に知って送信側が最初から小さく送る形をとる。トンネルを重ねるとヘッダの分だけ実効MTUが減るので、VPN設計では必ず検討する項目になる。

具体例

イーサネットフレーム全体の最大長は1500+18=1518オクテットで、IEEE 802.1QのVLANタグが付くと4オクテット増えて1522オクテットになる。IPsecやIP-VPNでトンネルを張る区間では、外側ヘッダの分だけ内側で運べる長さが減るため、その区間のMTUかMSSを調整して分割を避ける。

試験での引っ掛け

MTUにMACヘッダやFCSを含めてしまう誤りが頻出で、1518はフレーム長であってMTUではない。ジャンボフレームは経路上の全機器が同じ大きさに対応していないと通らず、片側だけ設定すると大きいパケットだけが落ちる。IPv6では途中のルータが分割せず、送信元がパスMTU探索で調整する点も違う。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では3回出題(2018年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • MTUにMACヘッダやFCSを含めてしまう誤りが頻出で、1518はフレーム長であってMTUではない。