カプセル化とは?
カプセル化とは、上位層のデータ(ペイロード)に、その層のヘッダ(必要ならトレーラ)を付けて下位層へ渡す処理。受信側では逆に下位層から順にヘッダを外していく(非カプセル化)。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
かぷせるか
カプセル化の意味
上位層のデータ(ペイロード)に、その層のヘッダ(必要ならトレーラ)を付けて下位層へ渡す処理。受信側では逆に下位層から順にヘッダを外していく(非カプセル化)。
カプセル化の具体例
HTTPメッセージにTCPヘッダが付いてセグメントになり、IPヘッダが付いてパケットになり、MACヘッダとFCSが付いてイーサネットフレームになる。
カプセル化は試験でどう引っ掛けられる?
MTUはIPパケット全体の最大長で、MACヘッダ14オクテットとFCS4オクテットは含まない。「1518=1500+18」の内訳を問われる。
カプセル化と関連する用語
カプセル化が出た過去問
図はIPv4におけるIPsecのデータ形式を示している。ESPトンネルモードの電文中で、暗号化されているのはどの部分か。
正解:オリジナルIPヘッダからESPトレーラまで
要点:ESPトンネルモードは元IPヘッダ以降を暗号化する
ESPのトンネルモードでは、元のIPパケット全体を新しいIPヘッダでカプセル化する。暗号化の対象は、オリジナルIPヘッダからESPトレーラまでの範囲である。新IPヘッダとESPヘッダは中継に必要なので暗号化されず、ESP認証データは暗号化後のデータに対する完全性チェック値なので対象外となる。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)ネットワーク層のパケットを対象としてIPパケットでカプセル化し、トンネリングを行えるプロトコルはどれか。
正解:IPsec
要点:IPsecトンネルモードはIPパケットをIPでカプセル化する
IPsecはネットワーク層で動作し、トンネルモードを使うと元のIPパケット全体を新しいIPヘッダでカプセル化して転送できる。つまりネットワーク層のパケットをIPパケットに包んでトンネリングするプロトコルである。暗号化と認証も併せて提供するため、拠点間VPNに広く使われる。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。