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MSSとは?えむえすえす

MSSとは、TCPが1セグメントで運べるデータ部の最大長。同じデータリンクのMTUからIPヘッダとTCPヘッダを引いた値になり、コネクション確立時のSYNで互いに通知し合って小さいほうに合わせる。経路の途中に小さいMTUの区間があると、この値のままではパケットが通らないことがある。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2問の解説で触れられています(2021年度〜2023年度)。

ネットワークスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:Maximum Segment Size、最大セグメントサイズ

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背景

IPで分割されると、断片が1つ失われただけで元のパケットを再構成できず、TCPは丸ごと再送する羽目になる。分割そのものも中継機器の負荷になるため、最初から通るサイズで送るほうが効率がよい。そこで、送れるデータ長を接続時に取り決める設計になっている。VPNやトンネルで外側ヘッダが増える区間では、この値を機器側で書き換えて調整するのが定石で、設計時の確認項目になる。

具体例

イーサネット(MTU 1500)でIPオプションもTCPオプションも無ければ、1500−20(IPヘッダ)−20(TCPヘッダ)=1460オクテットがMSSになる。IPv6ではIPヘッダが40オクテットなので、同じMTU 1500でも1440になる。IPsecでトンネルを張る区間では、外側ヘッダの分をさらに差し引いた値へ調整する。

試験での引っ掛け

MSSはデータ部の長さで、ヘッダを含むMTUとは指す範囲が違う。計算問題でヘッダを引き忘れる誤りが頻出。またSYNで通知するのは「自分が受け取れる最大値」なので、実際に使われるのは両者のうち小さいほう。一度に送れる未確認データの総量を決めるウィンドウサイズとも別概念。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 2問の解説で触れられる(2021年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • MSSはデータ部の長さで、ヘッダを含むMTUとは指す範囲が違う。