HTTPS/TLSとは?
HTTPS/TLSとは、TLSでHTTP通信を暗号化・認証する仕組み。ハンドシェイクでサーバ証明書による認証と鍵共有を行い、以降は共通鍵暗号で通信する。既定ポートは443番。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では10回出題されています(2018年度〜2025年度)。
えいちてぃーてぃーぴーえす/てぃーえるえす
HTTPS/TLSの意味
TLSでHTTP通信を暗号化・認証する仕組み。ハンドシェイクでサーバ証明書による認証と鍵共有を行い、以降は共通鍵暗号で通信する。既定ポートは443番。
HTTPS/TLSの具体例
TLS 1.3ではハンドシェイクが1往復に短縮され、危殆化した暗号スイートが排除された。
HTTPS/TLSは試験でどう引っ掛けられる?
サーバ証明書は「そのサーバが証明書の名義人である」ことを保証するが、サイトの運営者が善良であることは保証しない。
HTTPS/TLSと関連する用語
HTTPS/TLSが出た過去問
認証にクライアント証明書を用いるプロトコルはどれか。
正解:EAP-TLS
要点:EAP-TLSは証明書による相互認証を行う方式
EAP-TLSは、サーバとクライアントの双方がディジタル証明書を提示して相互認証を行う方式である。パスワードを用いないため盗聴や辞書攻撃に強い反面、利用者ごとにクライアント証明書を発行・配布・管理する必要があり、運用の負担は大きい。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(IPA)Webサイトが Webブラウザに対して、指定された期間において、当該WebサイトへのアクセスをhttpsとするHTTPレスポンスヘッダフィールドはどれか。
正解:Strict-Transport-Security
要点:HSTSは一定期間HTTPS接続を強制させるヘッダ
Strict-Transport-Security(HSTS)は、指定した期間そのサイトへの接続を必ずHTTPSで行うよう、Webブラウザに指示するレスポンスヘッダフィールドである。利用者がhttpで入力しても、ブラウザ側がhttpsに置き換えて接続するため、通信の盗聴や中間者による降格攻撃を防げる。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問18(IPA)TLSに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:TLSで使用する個人認証用のディジタル証明書は、ICカードにも格納することができ、利用するPCを特定のPCに限定する必要はない。
要点:個人証明書はICカードに格納でき利用PCを選ばない
TLSの個人認証用ディジタル証明書は、秘密鍵とともにICカードなどの耐タンパ性のある媒体に格納できる。カードを持ち歩けばどのPCからでも本人として認証を受けられるため、利用するPCを特定の1台に限定する必要はない。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)OpenFlowプロトコルを使用するSDN(Software-Defined Networking)において、コントローラとOpenFlowスイッチ間の通信に関…
正解:信頼性や安全性を確保するためにTCPやTLSを使用する。
要点:OpenFlowの制御通信はTCP/TLSで保護される
OpenFlowのコントローラとスイッチの間ではフローエントリの設定や統計情報のやり取りなど重要な制御情報が流れるため、確実に届く必要がある。したがって信頼性のあるTCPを用い、盗聴や改ざんを防ぐためにTLSで保護する構成が規定されている。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(IPA)SSL/TLSのダウングレード攻撃に該当するものはどれか。
正解:暗号化通信を確立するとき、弱い暗号スイートの使用を強制することによって、解読しやすい暗号化通信を行わせる。
要点:ダウングレード攻撃は弱い暗号スイートを強制する
ダウングレード攻撃は、TLSのハンドシェイクに介入して、通信の当事者どうしが本来合意できたはずの強い暗号スイートやプロトコル版を使わせず、脆弱な方式を選ばせる攻撃である。弱い暗号で通信させたうえで、後から解読を試みる。対策は、旧版のプロトコルや脆弱な暗号スイートを無効化しておくことである。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。