HTTP持続的接続(キープアライブ)とは?えいちてぃーてぃーぴーじぞくてきせつぞく
HTTP持続的接続(キープアライブ)とは、要求のたびにTCPコネクションを張り直さず、確立済みの1本を次の要求にも使い回すHTTPの挙動。ハンドシェイクとTLSの鍵交換を省けるぶん、片道の遅延が大きい経路ほど短縮の効きが大きい。無通信のまま所定の時間が過ぎると解放される。
最終更新:2026-10-06
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初期のHTTPは1つのファイルを取るたびに接続を張って切っていた。ページが画像やスクリプトの集まりになると、この張り直しの往復が表示時間の大半を占め、サーバ側もTIME_WAITの山を抱えた。接続を使い回して往復を減らすのが持続的接続で、拠点間やクラウド接続のように片道の遅延が大きい経路ほど、削れる時間が大きくなる。
具体例
片道30ミリ秒の経路で小さなファイルを50個取得する場合、毎回張り直せば接続確立だけで数秒を失う。一方、保持時間を長く取りすぎるとサーバとロードバランサの同時接続数を圧迫するため、保持時間と1接続あたりの最大要求数は負荷試験で決める。多段構成では、装置ごとの保持時間が上流で短くならないよう揃えておく。
試験での引っ掛け
TCPのキープアライブ(相手の生存を確かめる空パケット)とは別物である。前者は接続の再利用、後者は死活確認で、目的もタイマの桁も違う。またロードバランサやファイアウォールのセションタイムアウトがサーバ側の保持時間より短いと、装置が先に接続を落とし、利用者からは原因不明の切断として申告が上がる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。