業務要件・機能要件・非機能要件とは?ぎょうむようけん・きのうようけん・ひきのうようけん
業務要件・機能要件・非機能要件とは、要件定義で層を分けて記述する3種類。業務要件は誰がどんな手順で仕事を進めるかという業務そのもの、機能要件はその業務を支えるためにシステムが行う処理、非機能要件は性能・可用性・セキュリティ・運用・移行など機能以外に満たすべき水準を指す。
最終更新:2026-10-07
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機能の一覧だけで合意して契約すると、「動くが遅い」「動くがすぐ止まる」システムができあがり、稼働後に作り直しになる。品質に関する要求は書かれなければ存在しないのと同じなので、機能とは別の枠を設けて、測れる数値として明記させる必要がある。業務要件を別に立てるのは、業務の側を変える判断まで含めて決めるため。
具体例
IPA が公開する「非機能要求グレード」は、可用性・性能拡張性・運用保守性・移行性・セキュリティ・システム環境の6分類でメトリクスと段階値を示す。これを使って「同時1,000ユーザで応答3秒以内」「稼働率99.9%」のように、合意できる数値へ落とし込む。
試験での引っ掛け
応答速度・稼働率・セキュリティ強度といった品質面の要求を機能要件に混ぜない。また非機能要件は測れる数値まで落とさないと検収で争いになるため、「高性能であること」は要件になっていない。業務要件はシステムの外側の話で、手順の統合や廃止といった業務側の変更を含む点も区別の要点。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問25(IPA)
UMLの図のうち、業務要件定義において、業務フローを記述する際に使用する、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:業務フローの分岐・並行・同期はアクティビティ図で表す
アクティビティ図は、処理の流れを開始から終了まで順に表し、条件による分岐や合流、並行して行う処理の分割と同期をフォークやジョインで表現できる。このため業務の手順を可視化する業務フローの記述に適している。誰が行うかをレーンで区切って示すこともできる。
出典:令和6年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問25(IPA)
UMLの図のうち、業務要件定義において、業務フローを記述する際に使用する、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:アクティビティ図は分岐と並行処理を含む業務の流れを表す
アクティビティ図は、業務や処理の流れを開始から終了まで順に表し、条件による分岐(デシジョンノード)や並行処理の開始・合流(フォークとジョイン)を表現できるUMLの図である。業務フローの記述に適している。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。