業務要件定義とは?
業務要件定義とは、経営上の目的を達成するために、新しい業務をどう行うかを定める工程。業務の流れ、担当と役割、規模(件数・ピーク)、時期、指標(KPI)、法令・社内規程上の制約を、システム化の前提としてまとめる。システム化要件はここから導かれる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2017年度〜2024年度)。
ぎょうむようけんていぎ
業務要件定義の意味
経営上の目的を達成するために、新しい業務をどう行うかを定める工程。業務の流れ、担当と役割、規模(件数・ピーク)、時期、指標(KPI)、法令・社内規程上の制約を、システム化の前提としてまとめる。システム化要件はここから導かれる。
業務要件定義の具体例
「受注から出荷までの日数を3日から1日にする」という経営目標に対し、受注確認の承認段階を2段から1段へ減らす新業務を定義し、そのうえで在庫引当のオンライン化をシステム化要件とする。人手で運用する部分と自動化する部分の切り分けもここで決める。
業務要件定義は試験でどう引っ掛けられる?
業務要件はシステムの機能一覧ではない。いきなり画面や機能から入ると、業務の見直しをせずに現行業務をそのまま自動化してしまい、目的の指標が改善しない。またシステム化しないと決めた業務も、要件として明記して合意する必要がある。
業務要件定義と関連する用語
業務要件定義が出た過去問
業務要件定義において,業務フローを記述する際に,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:アクティビティ図は分岐・並行・同期を含む処理の流れを表す
アクティビティ図は業務やシステムの処理の流れを表すUMLの図で、条件による分岐(デシジョン)と合流、並行処理の開始と終了を表すフォークとジョインを記述できる。そのため業務フローの記述に適している。クラス図は静的構造、状態遷移図は状態の変化、ユースケース図は機能と利用者の関係を表す。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)UMLの図のうち、業務要件定義において、業務フローを記述する際に使用する、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:アクティビティ図は分岐と並行処理を含む業務の流れを表す
アクティビティ図は、業務や処理の流れを開始から終了まで順に表し、条件による分岐(デシジョンノード)や並行処理の開始・合流(フォークとジョイン)を表現できるUMLの図である。業務フローの記述に適している。
出典:令和6年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。