利害関係者要件(ステークホルダ要件)とは?りがいかんけいしゃようけん
利害関係者要件(ステークホルダ要件)とは、システムに関わる立場それぞれの要求を、システムへの要求へ翻訳する前の、利用者側の言葉のまま書き出したもの。運用の想定や守るべき制約もこの段階で拾う。共通フレームでは要件定義の入口に置かれ、ここで集めた要求を後段でシステム要件へ変換する。
最終更新:2026-10-07
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最初から機能の形で聞くと、聞き手が知っている解決策の枠に要求が押し込まれ、本当は何に困っていたのかが失われる。言葉を変換しない段階を独立させておけば、後から仕様の是非を「元の要求に戻れるか」で確かめられ、妥当性確認の基準としても使える。
具体例
経営層の「決算を3営業日早めたい」、運用部門の「深夜の手作業は増やせない」、監査部門の「操作ログを5年残したい」を並べ、相反する3つに優先順位を付けてからシステム要件へ落とす。
試験での引っ掛け
システム要件との順序が問われる。順は利害関係者要件→システム要件で、後者は前者を変換した結果。また利害関係者は利用部門に限らず、運用・保守部門、監査部門、規制当局、さらに導入に反対する立場も含む。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。