バーンダウンチャートとは?ばーんだうんちゃーと
バーンダウンチャートとは、縦軸に残作業量、横軸に時間をとり、残りがどう減っていくかを示す図。スクラムのスプリントやリリースの進捗管理に使い、一定ペースで減る理想線と実績線の開きから、期日までに終わるかどうかを一目で判断する。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
完了率を担当者の申告で集める進捗管理は、90%まで一気に進んだあと残り10%が延々と終わらない状態に陥りやすい。加えてアジャイル開発は要求の変化を受け入れる前提なので、当初計画に対する達成率では実態を表せない。残っている量そのものを短い周期で測って線にすれば、ペースの変化と見積り漏れが同じ図の上に現れる。
具体例
JiraやBacklogといったツールは、スプリントバックログの見積り値からこの図を自動生成する。実績線が理想線より上に離れたまま戻らなければ、スコープを削るか、次回のベロシティの見積りを下方修正する判断材料になる。
試験での引っ掛け
残作業量の推移を示す図であって、完了量の累積を示すバーンアップチャートではない。バーンアップは総作業量の線も引くため、スコープが増えたこと自体を読み取れる。線が下がらない原因は作業の遅れとは限らず作業の追加でも起きる点、また作業の順序や依存関係を表すガントチャートとも別物である点に注意。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
アジャイル開発におけるプラクティスの一つであるバーンダウンチャートはどれか。ここで、図中の破線は予定又は予想を、実線は実績を表す。
正解:縦軸が残作業量、横軸が時間のグラフ。破線(予定)は右下がりの直線で時間経過とともに0に近づき、実線(実績)は序盤は破線より上を緩やかに下り、中盤で折れて傾きが変わり、その後は破線とほぼ並んで終了時点で0になる。
要点:バーンダウンチャートは残作業量の推移を時系列で示す
バーンダウンチャートは、縦軸に残作業量、横軸に時間をとり、残りの作業がどのように減っているかを示すグラフである。理想線(予定)と実績線を比べることで、進捗の遅れや取り戻しを一目で把握できる。スクラムでスプリントの進行状況を共有する代表的なツールである。
出典:令和3年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
アジャイル開発におけるプラクティスの一つであるバーンダウンチャートはどれか。ここで、図中の破線は予定又は予想を、実線は実績を表す。
正解:縦軸を残作業量、横軸を時間とし、破線・実線とも時間経過とともに単調に減少して0に近づくグラフ
要点:バーンダウンチャートは残作業量の減少を示す
バーンダウンチャートは、縦軸に残作業量、横軸に時間を取り、イテレーションやリリースの残作業がどれだけ減ったかを可視化する図である。理想線(予定)と実績線を比べることで進捗の遅れや先行を一目で把握できる。最終的に残作業が0になることを目指す右下がりのグラフになる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。