高度試験午前I暗記無料で始める

オープン・クローズ戦略とは?おーぷんくろーずせんりゃく

オープン・クローズ戦略とは、自社技術のうち普及させたい部分は仕様を公開して仲間を増やし、収益の源泉になる中核部分は特許や営業秘密で囲い込む知的財産戦略。公開(オープン)で市場そのものを大きくし、秘匿(クローズ)でその市場から利益を回収する、という役割分担で組み立てる。標準化戦略と一体で語られることが多い。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

別名:オープン、クローズ戦略

高度試験の午前Iを最短で暗記する →

背景

技術をすべて秘密にすれば模倣は防げるが、対応する周辺機器も開発者も集まらず市場が育たない。逆にすべて公開すれば市場は広がるものの、誰でも同じものを作れて利益が残らない。この「広げたい」と「取りたい」の対立を、技術を一枚岩と見ずに層へ分けることで解いたのがオープン・クローズ戦略である。

具体例

インテルはPCの拡張バスやチップセットの接続仕様を公開して周辺機器と互換機を増やす一方、CPUそのものの設計と製造技術は自社に留めた。アームは命令セットアーキテクチャをライセンス提供して採用企業を広げ、設計資産の実施料で収益を得ている。どちらも公開の範囲を意図的に線引きしている。

試験での引っ掛け

公開=権利の放棄と考えるのは誤りで、公開するのは仕様であって権利ではなく、実施料を取りながら公開する形も普通にある。囲い込む側も、特許出願すれば内容が公開されるため、営業秘密として秘匿し続けるか出願して独占権を得るかの選択が要る。オープンソースの公開とは目的が異なる。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

高度試験の午前Iを最短で暗記する →

試験での特徴
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 公開=権利の放棄と考えるのは誤りで、公開するのは仕様であって権利ではなく、実施料を取りながら公開する形も普通にある。