オブジェクト指向の基礎(カプセル化・継承・多態性)とは?おぶじぇくとしこうのきそ
オブジェクト指向の基礎(カプセル化・継承・多態性)とは、オブジェクト指向における3つの基本性質。データと手続きを一体にして外から直接触らせないカプセル化、既存クラスの性質を引き継ぐ継承、同じ呼び出し名でも対象の種類ごとに違う実装が動く多態性(ポリモーフィズム)を指す。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
手続きだけを分けても、データが共有変数として誰からでも書き換えられる限り、影響範囲が読めず改修が怖い状態は解けない。データと、それを触ってよい操作を同じ単位へ閉じ込め、外へは操作名だけを見せる——この一手で影響範囲がクラス内に限られ、継承と多態性による差し替えが安全に成り立つ。
具体例
JavaのListは、ArrayListでもLinkedListでもaddという同じ操作名で呼べる(多態性)。内部が配列か連結リストかは呼び出し側から見えず(カプセル化)、両者は共通の型を引き継いでいる(継承)。
試験での引っ掛け
ここでの「カプセル化」はオブジェクト指向の情報隠蔽であって、ネットワーク分野のカプセル化(上位層のデータに下位層のヘッダを付けて包むこと)とは別物。設問がどちらの分野かで判断する。またオーバーライド(親の操作を子で再定義)とオーバーロード(同名で引数違いを複数用意)も入れ替えられ、多態性の説明にあたるのは前者。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。