構造化プログラミングとは?こうぞうかぷろぐらみんぐ
構造化プログラミングとは、プログラムを、順次(上から順に実行)・選択(条件で処理を分ける)・繰返し(条件が成り立つ間くり返す)という3つの基本構造の組合せだけで記述する考え方。入口と出口が1つずつの部品を入れ子にしていくため、処理の流れを上から追うだけで理解できる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
GOTO文で任意の位置へ飛べる書き方では、ある行に到達したときに何が成り立っているのかを、プログラム全体を読むまで判断できない。飛び先を3つの構造に限れば、各部品の入口と出口で成り立つ条件だけを見ればよくなり、部分ごとに正しさを確かめられる。つまり「読みやすさ」の話ではなく、検証を局所化するための制約である。午前I(科目A-1)では基本構造の数と種類を選ばせる形が中心で、実装経験の有無に関係なく得点できる。
具体例
フローチャートやNSチャート(構造化チャート)で描かれる処理の大半は、この3構造の入れ子として表現できる。C言語のif/while/forやJavaの制御構文はいずれもこの3構造に対応しており、goto文を持つ言語でも実務では使用を禁じる規約(MISRA Cなど)が置かれている。
試験での引っ掛け
基本構造は順次・選択・繰返しの3つだけで、「再帰」や「分岐(GOTO)」を基本構造に含める選択肢は誤り。カプセル化・継承・多相性といったオブジェクト指向の概念とも、凝集度・結合度によるモジュール分割の議論とも別の話であり、選択肢に混ぜて出されやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (2) ソフトウェアユニットの作成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。