パケット交換方式と回線交換方式とは?ぱけっとこうかんほうしきとかいせんこうかんほうしき
パケット交換方式と回線交換方式とは、通信のたびに端から端まで経路を握りっぱなしにし、その間の帯域を確保するのが回線交換。データを小さな塊へ切り、宛先情報を付けて空いた経路へ順次流すのがパケット交換。後者は統計多重で回線を無駄なく使える代わりに、到着時刻も帯域も保証されず、混雑時に遅延と損失が出る。
最終更新:2026-10-06
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電話は最初から最後まで音声が流れ続けるため、経路を握り続ける方式が理にかなっていた。データ通信は無音の時間が長く、握り続けるのは無駄になる。空いた瞬間を他人へ回す発想がパケット交換で、効率と引き換えに「いつ届くか」の保証を手放した。実時間制御でこの保証を取り戻そうとする試みが、車載や産業向けのTSNにあたる。
具体例
固定電話は回線交換で、通話中の品質は一定だが空いていても他人は使えない。インターネットはパケット交換で、多数が回線を共有するぶん安価だが混雑時に品質が揺れる。産業用Ethernetでは、時刻同期と送信時刻の割当てによって実質的に帯域を予約し、制御周期を守る作りが採られる。
試験での引っ掛け
「パケット交換のほうが優れている」ではない。品質保証が要る用途では帯域を確保する設計(QoS・専用線・TSN)が要る。またパケット交換は蓄積交換のため、中継ノードごとに蓄積遅延が加算される——計算問題では、この加算と、分割による並行転送で全体時間が縮む効果の両方を扱う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。