BLEとは?びーえるいー
BLEとは、Bluetoothの低消費電力版として策定された近距離無線規格で、少量のデータを間欠的にやり取りする用途に最適化されている。接続を確立せず一方的に情報を発信するアドバタイズ(ビーコン)を持ち、受信電波強度(RSSI)からおおよその距離を推定できる。
最終更新:2026-10-06
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従来のBluetoothは音声やファイル転送を想定して常時接続を前提にしており、コイン電池で年単位という要求には応えられない。必要な瞬間だけ電波を出して残りは眠る作りにするには、接続手順もパケット構成も設計し直す必要があった。同じ名前を冠しながら中身が別物なのはそのためで、「たまに少しだけ送る」センサや入力機器の電池寿命が現実的な水準に収まった。
具体例
スマートフォンとウェアラブル機器の接続はほぼこの規格で、AppleのiBeaconやGoogleのEddystoneはアドバタイズだけを使う仕組みにあたる。店舗では設置したビーコンの電波強度から来客のおおよその位置を推定し、コイン電池1個で年単位の運用を狙う。
試験での引っ掛け
RSSIは障害物・端末の向き・人体の影響を強く受けるため精密な測距には向かず、距離の推定はあくまで大まかな圏内判定と考える。従来のBluetooth(Classic)とは互換性が無く、両方を扱う機器はデュアルモードで実装する。Bluetooth Meshは別途規定された仕組みで、この規格そのものにメッシュが備わるわけではない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
IoTで用いられるBLE(Bluetooth Low Energy)の特徴として、適切なものはどれか。
正解:デバイスが発信するビーコンの電波の強度を測位に利用できる。
要点:BLEはビーコンのRSSIを距離推定に使える低消費電力規格
BLEはビーコンとして定期的にアドバタイジングパケットを送出でき、受信側はその受信信号強度(RSSI)から距離をおおまかに推定して屋内測位や近接検知に利用できる。低消費電力を重視した規格で、コイン電池で長期間動作する用途を想定している。物理層・プロトコルはクラシックBluetoothとは別系統である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。