CoAPとは?こあっぷ
CoAPとは、資源をURIで指しGET/PUT/POST/DELETEで操作するWeb流の様式(REST)を、UDP上の4バイト固定ヘッダへ載せ替えた軽量プロトコル(RFC 7252)。コネクションを張らないので1往復で取引が終わる。信頼性はメッセージ単位にCON(応答確認あり)とNON(なし)で選べ、Observeを付ければ状態変化の購読もできる。
最終更新:2026-10-06
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HTTPとTCPをそのまま持ち込むと、接続確立だけで数往復かかる。電池駆動の端末では無線を起動している時間そのものが電力を食うため、この往復が寿命に直結する。ヘッダも数百バイトあり、127バイトしか運べないIEEE 802.15.4のフレームには載らない。電力と最大フレーム長という二つの制約を同時に外すため、要求応答という型は保ったまま符号化とトランスポートだけを取り替えたのがCoAPで、Web側との相互接続性を捨てずにどこまで削れるかの解になっている。
具体例
無線規格Threadの上位はCoAPを前提にしており、NXPやSilicon Labsが供給するThread対応SoCでは温度や照度の値が数十バイトで運ばれる。デバイス管理仕様のLwM2M(OMA)もCoAPを下回りに置き、リソースの読み書きとファームウェア更新を同じURIの枠組みで扱う。
試験での引っ掛け
UDPだから再送が無いというのは誤り——CONメッセージはアプリ層で再送とMessage IDによる重複検出を行い、投げっぱなしになるのはNONを選んだときだけ。混同しやすいMQTTは仲介役(ブローカ)を挟む発行購読型で常時TCP接続が前提、CoAPは端末が資源を持ちサーバとして応答する要求応答型と、通信の向きから別物と押さえる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。