EnOceanとは?
EnOceanとは、環境発電(エナジーハーベスティング)で得たわずかな電力で動作することを前提に設計された、電池不要の近距離無線通信規格。送信は極めて短時間・低頻度に限られる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
えんおーしゃん
EnOceanの意味
環境発電(エナジーハーベスティング)で得たわずかな電力で動作することを前提に設計された、電池不要の近距離無線通信規格。送信は極めて短時間・低頻度に限られる。
EnOceanの具体例
押しボタンを押す動作の力を圧電素子で電力に変え、その電力だけで照明制御の信号を送る配線不要スイッチ。
EnOceanは試験でどう引っ掛けられる?
「電池不要」は発電できた分だけで動くという意味であって、蓄電池を充電しながら常時動作するという意味ではない。得られる電力が極めて小さいため常時受信や高頻度・大容量の通信はできない。電池駆動で長距離を狙うLPWAとは、電力の作り方も距離も違う。
EnOceanと関連する用語
EnOceanが出た過去問
スイッチを押す力を電気エネルギーに変えるなどの方法で得られる、微弱な電力を用いた無線通信技術はどれか。
正解:EnOcean
要点:EnOceanは環境発電で動く電池レスの近距離無線規格
EnOceanは、スイッチを押す力や温度差、光といった周囲の微小なエネルギーを電力に変換するエネルギーハーベスティングを利用した近距離無線通信規格である。極めて短時間・低電力で電文を送る設計になっており、電池も配線も不要なセンサやスイッチを実現できる。ビル設備の照明・空調制御などで使われている。
出典:令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。