NFCとは?えぬえふしー
NFCとは、読取り側が出す磁界からタグ側が電力を得るため、電池も配線も持たずに応答できる近距離無線。搬送波は13.56MHz帯、実用的な通信距離は数センチメートルで、ISO/IEC 14443系とFeliCa系を包含する。認証や決済のほか、無給電のまま機器へ設定を書き込む用途にも使われる。
最終更新:2026-10-06
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かざすという操作は、利用者に接続相手を選ばせずに済ませられる。ペアリングの相手選択やパスワード入力を省き、距離という物理条件だけで意図を表すために広まった通信である。組込みでは、表示器やキーを載せなくても設定を書き込める点が効き、部品原価と防水設計の負担を同時に下げられる。
具体例
規格化はソニーとNXPが主導し、ソニーのFeliCaは交通系ICカードで広く使われている。機器側では、電池を積まない家電にNFCタグを載せ、スマートフォンをかざしてWi-Fiの接続情報を書き込む使い方が定着した。本体は無給電のまま設定を受け取れる。
試験での引っ掛け
通信距離が短いこと自体は安全性の保証にならない。中継装置で電波を延ばすリレー攻撃が成立するため、距離ではなく相互認証と応答時間の上限で守る。またNFCは13.56MHzの近接通信で、920MHz帯で数メートル届くUHF帯のRFIDとは別系統である点も混同されやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。