伝送効率とは?
伝送効率とは、回線の理論速度のうち、実際に有効なデータを運ぶのに使える割合。ヘッダ・制御情報・再送などのオーバヘッドの分だけ100%を下回る。転送時間の計算問題では「回線速度×伝送効率」で実効速度を求めてから、データ量を割るという手順で必ず登場する。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
でんそうこうりつ
伝送効率の意味
回線の理論速度のうち、実際に有効なデータを運ぶのに使える割合。ヘッダ・制御情報・再送などのオーバヘッドの分だけ100%を下回る。転送時間の計算問題では「回線速度×伝送効率」で実効速度を求めてから、データ量を割るという手順で必ず登場する。
伝送効率の具体例
100Mbpsの回線で伝送効率が80%なら実効速度は80Mbps。ここに40Mバイト(=320Mビット)のファイルを流すと、320÷80=4秒かかる。効率を掛け忘れると3.2秒と短く出てしまう。
伝送効率は試験でどう引っ掛けられる?
伝送効率を掛けるのを忘れる、または割ってしまう誤りが定番。また「バイト→ビット」の8倍換算と同時に問われるため、単位換算と効率の両方を順に処理する手順を固定しておく。
伝送効率と関連する用語
伝送効率が出た過去問
端末から400バイトの電文を送信し、ホストコンピュータが600バイトの電文を返信するトランザクション処理システムがある。回線速度を1×10^6ビット/秒、回線の…
正解:50
要点:実効速度は回線速度×伝送効率で計算する
送信400バイトと返信600バイトで合計1,000バイト=8,000ビットを伝送する。伝送効率80%を考慮した実効速度は1×10^6×0.8=80万ビット/秒なので、伝送に要する時間は8,000÷800,000=0.01秒=10ミリ秒である。これにホストの処理時間40ミリ秒を加えると50ミリ秒となる。
出典:令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。