Wi-SUNとは?わいさん
Wi-SUNとは、920MHz帯などのサブギガ帯を使う省電力・長距離の無線通信規格群で、物理層はIEEE 802.15.4gに準拠する。見通しで数百メートル届き、端末同士の中継で面的に広げられるため、電力量計の遠隔検針や街路設備の制御に採られる。上位はIPv6と6LoWPANを前提とし、用途別にFAN・HANなどのプロファイルが分かれる。
最終更新:2026-10-06
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検針は長く人が各戸を回る作業で、時間帯別料金や需給調整を成り立たせるには頻度がまるで足りなかった。無線化するにしても2.4GHz帯は無線LANと混み合ううえ波長が短く、金属製の計器箱や建物の陰で届かない。免許不要のサブギガ帯へ移し、届かない先は隣の計器に中継させる——この二段構えで「全戸に届く」を成立させたのがWi-SUN。設計では電池寿命・到達率・遅延のどれを優先するかが判断点になる。
具体例
国内の電力量計は、電力会社との間のAルートと、宅内のHEMS機器との間のBルートをいずれもWi-SUNで結んでいる。ロームや日新システムズが認証済みの無線モジュールを供給しており、ECHONET Lite over Wi-SUN(Bルート)を使えば、宅内側は30分値を待たずに瞬時電力を読み出せる。
試験での引っ掛け
「低速だから遅延も一定」は誤りで、中継段数が変われば往復時間は桁で動く。実時間制御の経路には使えない。同じサブギガでもLoRaWANやSigfoxは基地局へ直接届かせる星型で、双方向性と即時性の前提が違う。ARIB STD-T108のキャリアセンスと送信時間制限に縛られるため、送信頻度は回線速度ではなく規格上限で決まる点も見落としやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。