OSI基本参照モデルとは?おーえすあいきほんさんしょうもでる
OSI基本参照モデルとは、通信機能を物理・データリンク・ネットワーク・トランスポート・セション・プレゼンテーション・アプリケーションの7階層へ整理したISOの参照モデル。各層は下位層のサービスを利用し、上位層へサービスを提供する。実装がどの層で切れるのか——シリコンか、スタックか、アプリか——を言い当てるための共通語として使う。
最終更新:2026-10-06
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機器を繋ぐ規格は、コネクタ形状から応用の手順までを一体で決めてしまうことが多く、そのままでは他社実装と互換が取れる範囲を言葉にできない。層に切って界面を定めておけば、物理媒体を差し替えても上位はそのまま使える。組込みではこの分割がハードウェアとソフトウェアの機能分担の線引きそのものになり、装置間インタフェース仕様書のどこに何を書くかを決める土台になる。層で語れないと、分担の境界が曖昧なまま結合テストへ持ち込まれる。
具体例
車載のCANでは、ISO 11898が物理層とデータリンク層(差動信号、フレーム形式、非破壊調停)を定め、その上のCANopenやSAE J1939がアプリケーション層のメッセージ体系を定める。トランシーバICが物理層、MCU内蔵のCANコントローラがデータリンク層、残りをソフトウェアが担う、という実装の分担がそのまま層に対応する。
試験での引っ掛け
TCP/IPモデルは4階層で、OSIの上位3層がまとめてアプリケーション層に相当する——どちらの層番号を聞かれているかを先に確認する。またCANやEtherCATのようなフィールドバスの多くは第3〜6層を持たず、データリンク層の上へ直接アプリケーション層を載せるので、「7層すべてが実装される」前提で選択肢を読むと外す。機器との対応(リピータ=物理層、L2スイッチ=データリンク層、ルータ=ネットワーク層)は定番。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。