NAT・NAPT(アドレス変換)とは?なっと・なぷと
NAT・NAPT(アドレス変換)とは、組織内でだけ通用するプライベートIPアドレスと、インターネット上で一意なグローバルIPアドレスを、境界のルータで書き換えて相互に通す技術がNAT。NAPT(IPマスカレード)はこれにポート番号の書換えを加え、内部の多数の機器が1つのグローバルアドレスを共有できるようにしたものである。
最終更新:2026-10-06
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IPv4のアドレスは32ビットしかなく、機器1台ごとに固有のグローバルアドレスを配る前提は早い段階で破綻した。そこで内部では自由に使える範囲を決め、外に出る瞬間だけ限られたグローバルアドレスへ詰め替える方式が普及した。IoT機器を大量に置く構成でも、機器は原則としてこの内側に居るという前提が、遠隔からの保守やアップデートの設計に効いてくる。
具体例
家庭用ルータ(NECのAtermやバッファローの製品など)は、スマートフォンもテレビもセンサも1つのグローバルアドレスで外へ出す。内部の192.168.x.xと送信元ポートの組を変換表へ記録し、戻ってきた応答をポート番号で元の機器へ振り分ける。
試験での引っ掛け
NATは1対1、NAPTはポートまで見て多対1という対応関係の違いがまず問われる。変換表は内側からの送信で作られるため、外からの着信を通すには静的な変換設定(ポートフォワード)が別に要る。外から通信を始められない副次効果はあるがファイアウォールの代わりにはならず、IPv6ではそもそも枯渇が前提でないため設計の前提が変わる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問8(IPA)解説で登場
出典:令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)解説で登場
主記憶管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:仮想記憶とは、主記憶の容量以上の記憶空間を提供する機能である。
要点:仮想記憶は主記憶容量を超える記憶空間を見せる仕組み
仮想記憶は、主記憶と補助記憶を組み合わせて、実際に搭載された主記憶容量を超える大きさの論理アドレス空間をプログラムに見せる機能である。アドレス変換機構(MMU)が仮想アドレスを実アドレスへ写像し、主記憶にないページは補助記憶から読み込む。これによりプログラムは物理容量を意識せずに記述できる。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (7) インターネット技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。