ストリーミング配信方式とは?すとりーみんぐはいしんほうしき
ストリーミング配信方式とは、ファイル全体の受信を待たず、受け取りながら再生していく配信方式。受信データを一時的にためるバッファで回線の揺らぎを吸収する。映像を数秒のセグメントへ分割してHTTPで配る方式(HLS、MPEG-DASH)が広く使われる一方、低遅延が要る用途ではRTP/RTSPやWebRTCが選ばれる。
最終更新:2026-10-06
エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →背景
全体を落としてから見る方式では再生開始まで待たされ、視聴しない部分まで転送する無駄も出る。受信と再生を重ねてこれを解いたのがストリーミングだが、代わりに回線の揺らぎが再生の途切れとして直に出るため、どれだけためるかという設計が入り込む。そしてためた量は、そのまま遅延として跳ね返る。
具体例
ネットワークカメラでは、監視員が映像を見ながら雲台を操作する用途なら片道数百ミリ秒に収める必要があり、セグメントをためるHLS(数秒の遅延)は使えずRTPを選ぶ。録画の後追い再生なら遅延より途切れないことが優先なのでHLSでよい。同じカメラでも用途ごとに配信方式とバッファ量を分けて設計する。
試験での引っ掛け
ダウンロード再生との違いは「全体を保存してから再生するか」であって、圧縮方式の違いではない。バッファを大きくすると途切れにくくなる代わりに再生開始が遅れ、ライブでは実時間との差が開く——途切れにくさと遅延はトレードオフで、両方を同時によくはできない。多数同時視聴にはCDNやマルチキャストの併用が要る。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。