エンベデッドシステムスペシャリスト暗記無料で始める

RTPとRTCPとは?あーるてぃーぴーとあーるてぃーしーぴー

RTPは音声や映像を実時間で運ぶプロトコルで、順序番号とタイムスタンプを付けてUDP上に載せる。RTCPは同じセッションと並行して、損失率・ジッタ・往復遅延といった品質情報を交換し、送信制御と品質監視に使う。データを運ぶRTPと、それを測るRTCPという役割分担で対になっている。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:RTP、RTCP、RTP/RTCP

エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →

背景

TCPは失われたデータを必ず再送するが、音声にとって遅れて届いた1パケットは使い道がなく、再送を待つあいだ音が途切れる。だから実時間の通信では「一部が欠けても止まらない」ことを優先し、代わりに順序と時刻の情報を自分で持って、受信側で並べ直して一定間隔で再生する。どれだけ欠落と揺らぎが出ているかは送信側からは見えないので、測るための系としてRTCPが別に必要になった。機器側では、ジッタバッファの深さをいくつにするかが遅延と欠落のトレードオフとして残る。

具体例

拠点間の内線通話で音声が途切れると申告されたとき、まずRTCPの受信レポートを開いて損失率2%・ジッタ40msといった実測値を取る。そのうえでスイッチとルータへ音声優先の制御を入れ、ジッタバッファを深めて安定させ、最後に片方向遅延150ms以内という設計目標へ収まったかを数字で確かめる。

試験での引っ掛け

再送のあるTCPを音声に使うと遅延が増えて品質が落ちるため、あえてUDPを使い一定の欠落を許容する。RTCPは制御と測定の情報だけを運び、音声データそのものは運ばない。ジッタバッファを大きくすれば欠落は減るが遅延は増えるという相反関係も定番で、「品質を上げる=バッファを深くする」と単純化すると誤る。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 再送のあるTCPを音声に使うと遅延が増えて品質が落ちるため、あえてUDPを使い一定の欠落を許容する。