ソフトウェア資産管理(SAM)とは?そふとうぇあしさんかんり
ソフトウェア資産管理(SAM)とは、組織が使うソフトウェアとライセンスを、購入から配布・利用・廃棄まで通して管理し、ライセンス条件への適合と費用の妥当性を保つ活動。JIS X 0164-1(ISO/IEC 19770-1)がITアセットマネジメントシステムの要求事項として枠組みを定めている。
最終更新:2026-10-06
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ソフトウェアは現物が動かないため、台帳を持たないと誰が何本使っているかが組織の誰にも分からなくなる。監査で不足が見つかれば追加購入と是正の費用が要り、逆に使われていないライセンスは毎年払い続けることになる。この二方向の損を同時に止めるために、資産としての管理手順が規格化された。
具体例
ソフトウェア識別(SWID)タグを持つ製品なら導入状況を機械的に集められ、FlexeraやMicrosoft Configuration Managerが保有数と実インストール数を突き合わせる。国内ではSAMAC(ソフトウェア資産管理評価認定協会)が管理基準と認定を提供している。
試験での引っ掛け
目的をライセンス違反の防止だけに絞らないこと。使われていないライセンスの解約による費用削減も同じプロセスの成果で、監査対応の話としてのみ扱うと出題の半分を落とす。対象は購入品に限らず組織が利用するソフトウェア全般で、自社開発品も管理の範囲に入る。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
JIS X 0164-1:2010(ソフトウェア資産管理—第1部:プロセス)は、ソフトウェア資産管理のための統合された一連のプロセスの基準を定めた規格である。こ…
正解:規格の適用範囲内のソフトウェアを使用する上で必要となる特性をもつハードウェア資産は規格の適用範囲に含むが、必要となる特性をもたないハードウェア資産は含まない。
要点:SAMの対象は自社開発・無償・ソースコードも含む
JIS X 0164-1のソフトウェア資産管理は、ソフトウェアの形態や入手経路を問わず幅広く対象とし、ソースコードや自社開発ソフトウェア、無償ソフトウェアも管理の対象に含まれる。一方ハードウェアについては、対象ソフトウェアを使用するために必要な特性をもつものだけが範囲に含まれる、という限定の仕方をしている。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (4) 資産管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。