構成品目(CI)とは?
構成品目(CI)とは、構成管理の対象として識別・管理される要素。ハードウェア・ソフトウェアだけでなく、文書(手順書、SLA、契約書)や要員のスキル情報も対象になり得る。
ITサービスマネージャ試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2019年度)。
こうせいひんもく
構成品目(CI)の意味
構成管理の対象として識別・管理される要素。ハードウェア・ソフトウェアだけでなく、文書(手順書、SLA、契約書)や要員のスキル情報も対象になり得る。
構成品目(CI)の具体例
構成品目(CI)は試験でどう引っ掛けられる?
CIの粒度を細かくしすぎると維持コストが跳ね上がり、記録が実態と乖離する。変更の影響を追える最小限の粒度にするのが実務の要点。
構成品目(CI)と関連する用語
構成品目(CI)が出た過去問
ITILにおいて、インシデントに対する一連の活動のうち、イベント管理プロセスが分担する活動はどれか。
正解:インシデントの発生を検出して、関連するプロセスに通知する。
要点:イベント管理は状態変化の検知と関連プロセスへの通知を担う
イベント管理は、構成品目やITサービスの状態変化(イベント)を検知・記録し、意味を判別して適切なプロセスへ通知することを役割とするプロセスである。監視ツールがしきい値超過や障害を検出してインシデント管理へ引き渡す、といった活動がこれに当たる。復旧作業そのものや原因究明はイベント管理の担当ではない。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問2(IPA)ITサービスマネジメントにおける変更要求に対する活動のうち、リリース及び展開管理プロセスに含まれるものはどれか。
正解:稼働環境に展開される変更された構成品目(CI)の集合の構築
要点:リリースパッケージの構築・展開はリリース及び展開管理の範囲
リリース及び展開管理は、承認された変更を稼働環境へ届けるプロセスで、リリースパッケージの構築・テスト・展開・展開後の確認を担当する。稼働環境に投入する構成品目の集合をまとめて構築する作業はまさにこのプロセスの範囲である。変更要求の記録や影響評価、CABの召集はいずれも変更管理の活動である。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問8(IPA)ITサービスマネジメントにおける変更要求に対する活動のうち、リリース及び展開管理プロセスに含まれるものはどれか。
正解:稼働環境に展開される変更された構成品目(CI)の集合の構築
要点:リリースパッケージの構築・展開はリリース及び展開管理の範囲
リリース及び展開管理は、承認された変更を稼働環境へ届けるプロセスで、リリースパッケージの構築・テスト・展開・展開後の確認を担当する。稼働環境へ投入する構成品目の集合をまとめて構築する作業がこれに当たる。変更要求の記録、影響を受ける構成品目の識別、CABの召集はいずれも変更管理の活動である。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問8(IPA)ITIL 2011 editionによれば、“サービス資産管理および構成管理”のプロセスにおける、構成コントロールが適切に行われないことによって発生する事象とし…
正解:ライセンス契約数を超えて行われる、ソフトウェアの利用
要点:構成コントロールの不備はライセンス超過利用を招く
構成コントロールは、構成品目の追加・変更・除去が記録と承認を伴って行われることを確実にする活動である。これが機能しないと、実際の保有・利用状況とCMDBの記録が食い違い、ライセンス数を超えた利用が起きても検知できない。稼働環境への不正な展開や不具合を含むリリースの流出は、リリース及び展開管理や変更管理の統制不備によるものである。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)JIS Q 20000-2:2013(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば、構成管理プロセスの活動として、適切なものはどれか。
正解:構成品目の特定、管理、記録、追跡、報告及び検証、並びにCMDBでのCI情報の管理
要点:構成管理はCIを特定しCMDBで正確に維持する
構成管理は、サービス提供に必要な構成品目(CI)を特定し、その属性とCI間の関係をCMDBに記録して、管理・追跡・報告・検証を行うプロセスである。CIの現状を正確に把握できる状態を保つことが目的で、変更の承認や配付の実行そのものは他プロセスが担う。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。