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脆弱性とは?ぜいじゃくせい

脆弱性とは、脅威につけ込まれる弱点そのもので、単体では被害を生まないが、脅威と結び付いたときにリスクとなるもの。ソフトウェアのバグやセキュリティホールだけでなく、規程の不備、教育不足、内部統制の不備、管理外の機器やサービスを業務に使うシャドーITといった人的・組織的な弱点も含む。攻撃者や災害という脅威は減らせないが、脆弱性は組織の努力で塞げるため、対策はこちらに向けられる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報セキュリティマネジメント試験の過去問では16回出題され、ほかに17問の解説で触れられています(2016年度〜2026年度)。

情報セキュリティマネジメント試験の頻出用語/全分野

別名:バルネラビリティ、vulnerability

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背景

「危ない」という漠然とした感覚のままでは、何にいくら予算を付ければよいかが決まらない。そこで外から来る要因である脅威と、自組織の側にある弱点である脆弱性を切り分ける考え方が定着した。台風や攻撃者そのものを消すことはできないが、自分たちの穴なら塞げるからである。試験がこの区別を執拗に問うのは、利用部門のリーダーが「自分たちで打てる手はどれか」を判断し、上長に説明する立場にいるためである。

具体例

IPAとJPCERT/CCが共同運営するJVNでは、製品ごとの脆弱性がCVE番号付きで公表されている。自社が使っているソフトウェアが載っていないかを定期的に確認し、修正プログラムの有無を調べる作業が技術的な脆弱性への対応にあたる。一方、退職者のアカウントが削除されないまま残っている状態は、台帳運用の側にある脆弱性である。

試験での引っ掛け

脅威との混同が定番。攻撃者・地震・誤操作は脅威であり、それを被害に結び付けてしまう弱点が脆弱性である。両方がそろって初めてリスクになるので、脅威が消えなくても脆弱性を潰せばリスクは下がる。またソフトウェアの欠陥だけを脆弱性と考えると、規程不備や教育不足を選択肢から外して誤答する。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では16回出題(2016年度〜2026年度)
  • 分野:全分野
  • 脅威との混同が定番。