ソーシャルエンジニアリングとは?
ソーシャルエンジニアリングとは、技術的な手段ではなく、人間の心理的な隙や行動のミスにつけ込んで機密情報を盗み出す手法の総称。なりすまし電話や盗み見、なりすましメールなどが含まれる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
そーしゃるえんじにありんぐ
ソーシャルエンジニアリングの意味
技術的な手段ではなく、人間の心理的な隙や行動のミスにつけ込んで機密情報を盗み出す手法の総称。なりすまし電話や盗み見、なりすましメールなどが含まれる。
ソーシャルエンジニアリングの具体例
システム管理者を装って電話をかけ、「パスワードを忘れたので教えてほしい」と社員に問い合わせて聞き出す手口が典型例である。
ソーシャルエンジニアリングは試験でどう引っ掛けられる?
技術対策(ファイアウォールなど)では防げず、教育・訓練による人的対策が中心になる点が問われる。
ソーシャルエンジニアリングと関連する用語
ソーシャルエンジニアリングが出た過去問
スクリプトキディの典型的な行為に該当するものはどれか。
正解:技術不足なので新しい攻撃手法を考え出すことはできないが、公開された方法に従って不正アクセスを行う。
要点:スクリプトキディは公開ツールをなぞって攻撃する者
スクリプトキディとは、自ら攻撃手法を編み出す技術力はないものの、インターネット上で公開されている攻撃ツールや手順書をそのまま使って不正アクセスを試みる者を指す。技術力が低くても既製のツールで実害を出せてしまうのが問題で、既知の脆弱性の修正パッチを適用しておくだけでも大半は防げる。人をだます手口であるソーシャルエンジニアリングとは区別する。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問24(IPA)緊急事態を装って組織内部の人間からパスワードや機密情報を入手する不正な行為は、どれに分類されるか。
正解:ソーシャルエンジニアリング
要点:人の心理を突いて聞き出すのがソーシャルエンジニアリング
ソーシャルエンジニアリングは、技術的な手段ではなく人間の心理や行動の隙を突いて情報を入手する手口の総称である。緊急事態を装って相手を焦らせ、確認の手順を省かせてパスワードを聞き出すのは典型例で、ほかにショルダーハッキングやトラッシング(ごみあさり)も含まれる。技術的対策では防げないため、教育と本人確認手順の徹底が対策の中心となる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問25(IPA)ソーシャルエンジニアリングに該当するものはどれか。
正解:オフィスから廃棄された紙ごみを、清掃員を装って収集して、企業や組織に関する重要情報を盗み出す。
要点:ソーシャルエンジニアリングは技術でなく人の隙を突く手口
ソーシャルエンジニアリングは、技術的手段ではなく人間の心理や行動の隙を突いて情報を入手する手口の総称である。清掃員を装って廃棄物からごみあさりをする行為(トラッシング/スキャベンジング)は、なりすましと物理的な情報収集を組み合わせた典型例にあたる。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問21(IPA)緊急事態を装って組織内部の人間からパスワードや機密情報を入手する不正な行為は、どれに分類されるか。
正解:ソーシャルエンジニアリング
要点:人の心理を突く情報詐取はソーシャルエンジニアリング
技術的な手段ではなく、人の心理や行動の隙を突いて情報を聞き出す手口をソーシャルエンジニアリングという。緊急事態を装って相手に落ち着いて確認する余裕を与えずに答えさせるのは、その典型的な話術である。対策も技術ではなく、本人確認手順の徹底や教育といった人的・運用面の管理策が中心となる。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。