情報処理安全確保支援士暗記無料で始める

暗号スイートとは?あんごうすいーと

暗号スイートとは、TLSで使う鍵交換、サーバ認証(署名)、データの暗号化、メッセージ認証の各アルゴリズムの組合せを、1つの識別子としてまとめたもの。実際の強度はハンドシェイクで双方が対応する組から選ばれた結果で決まるため、サーバが許可リストに残している中で最も弱い組が、その通信の実質的な下限になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2023年度)。

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

この語が出る過去問を解く →

背景

アルゴリズムは解読手法と計算能力の進歩によって時間とともに弱くなるが、通信は相手の実装に合わせないと成立しない。要素ごとに個別交渉すると組合せが爆発するため、実用になる組をあらかじめ束ねて番号で交換する形に整理された。支援士では、脆弱な組をどこまで無効化し、古い端末との互換性をどこで切るかの判断根拠が問われる。

具体例

nginxやApacheの設定でRC4・3DES・CBCモードの古い組を外し、AES-GCMのようなAEADとECDHEによる鍵交換の組だけを残す。どこまで切り捨てられるかは、アクセスログに記録されたTLSバージョンとスイートの利用実態を集計して判断材料にする。

試験での引っ掛け

「TLS1.2以上を有効にしたから安全」は不十分で、弱い組を残していればそちらへ誘導される。またサーバ側で優先順位を強制しないと選択がクライアント任せになり、弱い組が選ばれる余地が残る。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • 「TLS1.2以上を有効にしたから安全」は不十分で、弱い組を残していればそちらへ誘導される。