特性要因図とは?とくせいよういんず
特性要因図とは、結果である特性に対し、影響しうる要因を大骨・中骨・小骨と魚の骨状に枝分かれさせて整理する図。原因を網羅的に洗い出し、階層構造として見えるようにすることに使う。QC七つ道具の一つに数えられる。扱うのは数値ではなく言語データで、原因究明の入口を受け持つ。
最終更新:2026-10-06
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原因を思いついた順に挙げていくと、目立つ要因や直近の出来事ばかりが並び、議論の視点が偏る。先に大骨の観点を置いてから枝を伸ばす形にすることで、参加者の関心の偏りを図の構造の側で補正できる。真因に当たる前の、候補を出し切る段階を受け持つ道具である。炎上の振り返りでも、対策を1つに絞る前に候補を出し切る場面で使う。
具体例
石川馨が考案した図で、英語圏ではフィッシュボーン図とも呼ばれる。「テストで手戻りが多い」を特性に置き、人・方法・設備・材料の4Mで大骨を立てて要因を展開する。枝を伸ばしきったところで、影響が大きく手を打てる要因に印を付けて次の分析へ渡す。
試験での引っ掛け
示すのは要因の構造であって、どれが重大かの順位ではない。件数の多い順に並べて重点を絞るのはパレート図の役割である。また枝に挙がった時点では仮説にすぎず、因果は別途確かめる(関係の確認は散布図、ばらつきの分布はヒストグラム)。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。