利用時の品質モデルとは?
利用時の品質モデルとは、JIS X 25010のもう一方の枠組みで、特定の利用者が特定の状況で使ったときに現れる品質を表す。有効性、効率性、満足性、リスク回避性、利用状況網羅性の5特性からなる。製品側の作りではなく、使った結果で測る点が特徴で、試験では製品品質との違いが問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
りようじのひんしつもでる
利用時の品質モデルの意味
JIS X 25010のもう一方の枠組みで、特定の利用者が特定の状況で使ったときに現れる品質を表す。有効性、効率性、満足性、リスク回避性、利用状況網羅性の5特性からなる。製品側の作りではなく、使った結果で測る点が特徴で、試験では製品品質との違いが問われる。
利用時の品質モデルの具体例
受注入力画面は仕様どおり動き、応答も1秒以内だった(製品品質は良好)。しかし現場では1件あたり平均11分かかり、目標の6分に届かない。画面遷移が業務手順と噛み合っていなかったためで、有効性・効率性の測定をしていなければ「品質に問題なし」と誤って判定していた。
利用時の品質モデルは試験でどう引っ掛けられる?
製品品質の8特性と混同し、「使用性」と「満足性」を同じものと扱う誤りが典型。使用性は製品の性質、満足性は使った人の受け止めで、測る対象が違う。また利用時の品質は実際の利用者と利用状況を決めないと測れず、机上のレビューでは評価できない。
利用時の品質モデルと関連する用語
利用時の品質モデルが出た過去問
システム開発のプロジェクトにおいて、リスク識別を効率よく行うための手段として、"JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価…
正解:操作に習熟していない利用者が、誤った使い方をしたときの対処方法が分からずに困惑し、快適でないと評価される。
要点:利用時の品質で「快適でない」は満足性に分類されるリスク
JIS X 25010の利用時の品質モデルは、有効性・効率性・満足性・リスク回避性・利用状況網羅性からなる。満足性はさらに実用性、信用性、快感性、快適性に分かれ、利用者が使っていて不快・困惑すると評価される事象は快適性の低さ、すなわち満足性に関するリスクとして分類される。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。