非機能要求グレードとは?ひきのうようきゅうぐれーど
非機能要求グレードとは、可用性、性能・拡張性、運用・保守性、移行性、セキュリティ、システム環境という6分野について、決めるべき項目と選べる水準を段階で並べた公開のひな型。発注者と受注者が同じ表を見て水準を選ぶ形にすることで、非機能の決め漏れと認識のずれを契約前に潰す。
最終更新:2026-10-06
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機能要件は業務部門が自分の言葉で語れるが、可用性や性能は「止まらないこと」「速いこと」としか出てこず、費用の話に落ちないまま契約に至りやすい。IPAが項目と水準をひな型として公開したことで、選択肢と費用差を並べて選んでもらう進め方ができるようになった。稼働後の期待値ずれを契約前に潰す道具になる。
具体例
稼働率の要求が「止まらないこと」のまま進んでいた案件で、99.9%なら年間停止8.7時間、99.99%なら52分という水準の違いと、それぞれの構成・費用を並べて提示した。業務部門が夜間の計画停止は受け入れられると判断し、その場で水準と予算が同時に決まった。
試験での引っ掛け
迷ったら全項目を最上位にしておけば安全、という発想が費用と構成を跳ね上げる原因になる。選んだ水準だけでなく、なぜその上を選ばなかったかも記録に残す。またひな型のモデルシステムの例示値をそのまま自社の要求として採ると、業務の実態に対して過剰または過少になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。