テストケース設計技法(直交表・ペアワイズ法)とは?てすとけーすせっけいぎほう
テストケース設計技法(直交表・ペアワイズ法)とは、因子と水準の組合せ爆発を抑えつつ、網羅性を確保するテスト設計の技法。直交表は、任意の2因子について水準の組合せがすべて同じ回数ずつ現れるように配置する。ペアワイズ法(オールペア法)は回数をそろえる条件を外し、各組合せが最低1回現れればよいとして、ケース数をさらに削る。
最終更新:2026-10-06
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因子が増えると全組合せは掛け算で膨らみ、5因子もあれば数千件になって期間にも要員にも収まらない。一方でPMには、テストを削った理由を発注者へ説明する責任が残る。勘や経験ではなく、実験計画法という数学的な裏づけをもってケースを間引くために、この技法がソフトウェアテストへ持ち込まれた。
具体例
OS3種×ブラウザ4種×権限3種の全36通りは、ペアワイズ法なら12通り程度まで減らせる。PICTのような組合せ生成ツールに因子・水準と禁則(組み合わせてはならない条件)を与えれば自動生成でき、削減の根拠をそのまま提示できる。
試験での引っ掛け
どちらの技法も保証しているのは2因子間の組合せまで。3因子以上が同時に揃ったときだけ現れる欠陥は取りこぼしうる。重要な組合せは別途ケースとして足す必要があり、「全組合せを網羅している」と読むと設問の意図を外す。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
テストケースを作成する技法のうち、直交表によるテストケースの作成条件を緩和し、2因子間の取り得る値の組合せが同一回数でなくても、1回以上存在すればよいとしてテス…
正解:All-Pair法(ペアワイズ法)
要点:All-Pair法は2因子間の組合せを1回以上網羅すればよいとする
組合せテストで全ての因子の全組合せを試すと件数が爆発するため、2因子間の組合せをすべて少なくとも1回は網羅すればよいと割り切るのがAll-Pair法(ペアワイズ法)である。直交表は各組合せが同じ回数現れることを求めるが、その条件を緩めることでテストケース数をさらに減らせる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。