直交表によるテストとは?ちょっこうひょうによるてすと
直交表によるテストとは、実験計画法で使う直交表に因子と水準を割り付け、少数の組合せで2因子間の相互作用を確かめるテスト設計。どの2列を取り出しても水準の組合せが同じ回数ずつ現れるという表の性質を利用し、全網羅に比べて件数を大幅に削減する。表はL4・L8のように大きさで呼ばれ、割り付けられる因子数と水準数がそれぞれ決まっている。
最終更新:2026-10-06
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もとは工業製品の品質改善で、限られた試験回数から効きのある要因を見つけるために使われてきた道具である。ソフトウェアの組合せ検証も、条件が同じく掛け算で膨らむ点が共通していたため、同じ表がそのまま持ち込まれた。件数の根拠が表の数学的性質にあるため、なぜその件数で足りるのかを第三者に説明しやすいのが実務上の利点になる。
具体例
田口玄一が品質工学として体系化した直交表は、L4やL8といった名前で表の大きさが示される。2水準3因子なら全組合せは8通りだが、L4を割り付ければ4件で2因子の組合せを網羅できる。国内ではHAYST法として体系化した適用例も知られる。
試験での引っ掛け
各因子の水準数が表に合わないと素直に割り付けられず、ダミーを置くなどの工夫が要る点が、ペアワイズ生成ツールとの実務上の差になる。保証されるのは2因子間の組合せまでで、3因子以上が絡む不具合は取りこぼしうるという限界は同じ。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
テストケースを作成する技法のうち、直交表によるテストケースの作成条件を緩和し、2因子間の取り得る値の組合せが同一回数でなくても、1回以上存在すればよいとしてテス…
正解:All-Pair法(ペアワイズ法)
要点:All-Pair法は2因子間の組合せを1回以上網羅すればよいとする
組合せテストで全ての因子の全組合せを試すと件数が爆発するため、2因子間の組合せをすべて少なくとも1回は網羅すればよいと割り切るのがAll-Pair法(ペアワイズ法)である。直交表は各組合せが同じ回数現れることを求めるが、その条件を緩めることでテストケース数をさらに減らせる。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (8) ソフトウェアユニットのテストに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。