なぜなぜ分析とは?なぜなぜぶんせき
なぜなぜ分析とは、起きた事象に対して「なぜそうなったのか」を繰り返し問い、表層の出来事から、それを許した仕組みの欠陥まで掘り下げる原因分析の手法。掘る深さの目安として5回程度が挙げられるが、回数ではなく、実際に手を打てる層まで届いたかどうかで止め時を判断する。
最終更新:2026-10-06
プロジェクトマネージャを最短で暗記・合格する →背景
障害の再発防止策が「以後注意する」「ダブルチェックを追加する」で終わり、しばらくして同じ事象が起きるのは、原因を人の行為の層で止めているからである。トヨタ生産方式で「5回のなぜ」として定着したこの手順は、同じ状況に置かれれば誰でも同じ失敗をするという前提に立ち、手順・様式・体制の側へ原因を求め直す。障害報告を顧客へ出す場面では、掘り下げの深さがそのまま説得力になる。
具体例
本番データを誤って更新した事象を「担当者が手順を読み違えた」で止めず、「手順書に本番と検証の接続先が並記されていた」「作業前に第三者が接続先を確認する手順がなかった」まで掘る。対策は注意喚起ではなく、手順書の分冊と事前確認の追加になる。
試験での引っ掛け
「担当者の不注意」「スキル不足」で止めると対策が精神論になり、再発防止にならない。個人の責任ではなく仕組みの欠陥まで到達させるのが要点。また回数を機械的に5回まで重ね、途中から推測で因果をつないでしまうのも誤用にあたる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。