コミュニケーション経路数とは?こみゅにけーしょんけいろすう
コミュニケーション経路数とは、n人が互いに直接連絡を取り合う場合の経路の総数で、n(n−1)/2 本になる。人数が2倍になれば経路はおよそ4倍と、人数の増加より速く膨らむため、要員追加が意思疎通のコストを押し上げることの定量的な根拠として引かれる。
最終更新:2026-10-06
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増員の効果を人月だけで数えると、連絡と調整に費やされる時間が計算から抜け落ちる。経路数を式で示せば、増員に伴って何がどれだけ増えるのかを発注者や上位層に説明できる。ブルックスの法則が成り立つ理由の一つでもある。同時に、階層や窓口を設けて経路を意図的に減らす体制設計の根拠にもなる。チームを分けて代表者間だけを結べば、経路数は大きく落ちる。
具体例
5人なら10経路、10人なら45経路、20人なら190経路になる。10人のチームに1人加えれば45から55へ10本増える。増える本数は増員後ではなく増員前の人数に等しい。20人を5人×4チームに分け、代表者4人だけを横に結べば、経路は190本から46本に減る。
試験での引っ掛け
式は n(n−1)/2 であり、n(n+1)/2 でも n² でもない。「増加する経路数」を問う設問では、n人からn+1人にしたときに増えるのは n 本になる。経路の総数を答えるのか増分を答えるのかを先に確かめること。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。