ブルックスの法則とは?ぶるっくすのほうそく
ブルックスの法則とは、遅れているソフトウェアプロジェクトに人を増やすと、かえって遅れが広がるという経験則。追加要員の教育、既存メンバによる立ち上げ支援、n(n−1)/2で膨らむ連絡経路が当面の生産性を押し下げるため、増員の効果が出る前に納期が来てしまう。
最終更新:2026-10-06
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人月という単位は、人数と期間が自由に交換できるかのように見せる。しかし分割できない作業や相互依存の強い作業では交換が成り立たず、投入した人数だけ期間が縮むという前提が崩れる。論述で遅延の挽回策を述べるとき、増員を安易な答えにしないための根拠として使える経験則である。増員を求められた場面では、断る根拠にも、投入するなら時期を前倒しすべきという根拠にもなる。
具体例
フレデリック・ブルックスが大型汎用機向けOSの開発を率いた経験から一般化し、著書『人月の神話』の中心命題として広く読まれている。テスト工程の終盤に不慣れな要員を10名投入すると、質問対応に既存メンバの時間が奪われる。
試験での引っ掛け
「増員は常に無効」という主張ではない。分割可能な作業に、教育の時間を確保できる早い時期に投入するなら効果は出る。問題になるのは終盤かつ相互依存の強い工程での投入で、その局面ではまず範囲の絞り込みや並行化を検討する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。