工数・工期・要員数の関係とは?こうすうこうきよういんすうのかんけい
工数・工期・要員数の関係とは、人月という単位は人と月が交換できるように見せるが、実際には総工数を要員数で割った期間で終わらせることはできない。増員に伴う調整の手間が増え、設計が終わらなければ製造に入れないという順序の制約もあるため、圧縮できる工期には下限がある。
最終更新:2026-10-06
プロジェクトマネージャを最短で暗記・合格する →背景
見積りを人月という単位で表すと、人と月が交換可能であるかのように見えてしまう。しかし設計が終わらなければ製造は始められず、人が増えれば伝達の経路は組合せの数だけ増える。ブルックスが「遅れているプロジェクトへの要員追加はさらに遅らせる」と述べたのはこの構造を指す。納期短縮を求められた場面では、断る根拠ではなく代替案を出す根拠として使う。
具体例
顧客から納期を半分にできないかと問われた場面では、要員を倍にしても後工程の着手時期が動かないことを工程表の上で示す。そのうえで、機能を2段階に分けて第1弾だけを希望の期日に出す案と、期日を守る代わりに範囲を削る案を並べて選んでもらう。
試験での引っ掛け
工数が同じなら人数と期間は自由に入れ替えられる、と考える点が狙われる。開発期間には経験的な下限があり、一定を超える圧縮は工数そのものを増やす。遅延している案件への増員が事態を悪化させるのも、立ち上がりの教育と伝達の負荷という同じ理由による。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。